採用されたボディ材の種類はオリジナルに基づき、sitka spruce と indian roserwood という一見シンプルな仕様です。 ただし、百瀬氏自らが長年ストックして来た極上の材の中から、さらに氏ご本人にセレクトしていただいたマスターグレードの材を使用します。 ネックは Honduras mahogany 1P を採用。ピックガードには厳選した本鼈甲を使用します。また、例えば指板のインレイも昭和時代に使われていた、現代に比べて大きめのものを使用するなど細部に至るまで当時の雰囲気を再現しており、特別なモデルに相応しい素材と、こだわりのコンセプトで形造られます。
ブレイス構造をセミ・フォワードXとし、採用される駒下補強材について、従来の115で採用される面積よりもサイズが小さいローズウッドプレートを張ります。これにより、さらに豊かな音色と音量の獲得を狙います。