0時間目は音楽~-即興演奏のすゝめ-その1~

0時間目は音楽

今回はすこし突っ込んだ音楽のお話です。

即興演奏というと何となく「超高等テク」っぽいですが、方法論を分解すればわりととっつき易くなります。

 

【もくじ】

1、必要な知識(スケール・コード)

2、感覚的なアプローチ

 

 

■必要な知識-スケール編-

とは言っても、少しは知識がないと始まりませんので、ここではまず2つのスケールについて。

 

メジャースケール

ドレミファソラシド~というあれです。順番に弾けます、という方はたくさんいると思いますが、残念ながらそのままでは全く役に立ちません。

※ドットの色分けごとに各ポジションのスケールです。

※赤ドットは全てドの音。

 

>運用方法

「ドレミの歌」を完全にマスターすればハ長調(Cメジャー)におけるメジャースケールが弾けるようになります。まずは5弦の3フレットから始める低音のパターンを弾いてから、1オクターブ上2オクターブ上の計3ヶ所で弾けるようになってください。

次に始まりの音をにして弾きます。(レミファの歌になります。)

ギターはフレット楽器で、1音上げるという作業が非常に簡単です。同じく3ヶ所で。

こうすると、いずれの音から始まったとしても、迷わずにメジャースケール上でドレミの歌が弾けるようになります。

 

ペンタトニックスケール

さてメジャースケールが分かったら次に、最も簡略化されたスケールのひとつ、ペンタトニックをみてみましょう。

※通常マイナーペンタトニックと言われるスケールです

 

赤色ドットはド、黒ドットは5弦ルート時のポジション、グレードットは6弦ルート時のポジションです。

さらに薄いグレードットは、スケール展開の一例ですが、結局はどれかの音のオクターブ上になっているだけです。

上で学んだオクターブの知識を応用すれば対応が出来るようになっているはずです。

 

■必要な知識-コード編-

さて、スケールがスラスラ弾けるようになって次なる悩みは「いつ、どうやってこのスケールを繰り出すのか!」という問題です。

最も思いつき易いのは、CのときにC関係のスケールをドから始めて弾いていくという発想ですが、突き詰めていけばこれは基本的におススメされない発想です。

例えが悪いですが、昭和の宴会芸っぽい間抜けた響きになります。

色々なバリエーションがある中で、最も使いやすいスケーリングのひとつが4度下です。

 

「はい、わからない~」とあきらめないでください。

もうあなたにとって4度下など、知っているも同然です。

図の通り、4度の音は6‐3弦の関係上では、メジャーでもマイナーでも隣り合っていますので、メジャースケールさえわかれば4度下はマスターできます。

C(ド)がルートのとき、4度下はG(ソ)。G(ソ)がルートのときはD(レ)。

もちろんこの限りではないですが4度下のペンタで弾き始めれば、そこそこイケます。

 

※ちなみに

4度下始まりはほとんどの場合、暗めの響きを生みます。

曲の調がCの場合、明るい雰囲気で始めたいときには2度(D)からのペンタがおすすめですが、これはつまりメジャースケールの展開です。(※Dドリアンモードともいいます)

(図のピンクドットと黒ドットを足したスケール)

 

さて、一旦簡単に思えた話も、コード進行に話を移すと一転。条件付きのケースも出てきます。

題材はカノン進行

 

C-G-Am-Em

F-C-F-G7

 

結果だけいえば、カノン進行の際にルート(C)の4度下、Gのマイナーペンタを弾いても合う場合と、合わない場合があります。

合う場合は、バッキングが主にパワーコードの場合。

コードでジャカジャカ弾いている場合は、普通のCメジャーコード(の展開)の方がしっくりきます。

これはボイシングや和声の中に潜む副旋律の影響ですが、難しいことはさておき。

 

ペンタやメジャースケールはどちらかだけでは不十分。

ということを確認するだけでOKです。

 

ちなみに、上のドリアンさんでもしっくり合います。

 

 

■感覚的なアプローチ

メジャーやペンタのスケールにおいては、一般にスケールの展開というのは結局、最初のドレミで弾いたいずれかの音のオクターブ上です。それ以外もテンションノートやブルーノートやメロディックマイナーなど例外がありますが、今回は触れません。

 

さて、最後にスケールの展開の方法ですが、これこそセンス100%。どの音から始める、どの音へいく、どの音で終わらせる。すべてがセンスです。

 

メロディの構成はルート(Cならド、Amならラ)から始めて、ルートに。3度から始めて2度で終わるなど、例を挙げればきりがないですが、スケールの展開で1小節ずつネタを作るところから始めましょう。

最も効果的な練習方法は「口ずさむ」事です。

 

…長い。笑

 

続きは後日、もっと長く書きます。


 

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