ヘッドウェイマスタービルダー・百瀬恭夫が監修したモデル「HD-115 SF,S/STD」がスタンダードシリーズから登場しました。
百瀬は1977年のヘッドウェイギターズブランドスタート時からギター製作に携わっており、その百瀬の近年の製作実績から最も手応えを感じたブレイシングレイアウトをこのモデルに採用しております。
百瀬恭夫のサイン入り、特別デザインのサウンドホールラベルが貼られています。
このブレイシングレイアウトは、通称「34ブレーシング」と呼んでいるセミフォワードシフトのXブレイシングです。フォワードシフトよりもXブレイシングの交差位置を「4.6mm」ほどブリッジ側に寄せたレイアウトで、フォワードシフトブレイシングが持つ柔らかさや倍音感を残しつつ、強度の面でも安定している点が大きな魅力です。
伝統的なロングサドル仕様を採用し、ビンテージギターを彷彿とさせます。
HD-115SF,S/STDではヘッドのブロック体ヘッドウェイロゴを白蝶貝で表現。
ピックガードの柄を高級感ある赤べっ甲に変更し、さらにヘッドウェイスタンダードシリーズではピックガードは後貼りですが、ピックガードの縁を切りっぱなしではなく綺麗にまるめることで、上位機種ATBシリーズのギターの様な「塗り込みピックガード」の様に感じられる質感を再現しました。
ヘッドウェイスタンダードシリーズのギターは百瀬が直接作業をしたアコースティックギターではありませんが、百瀬の探究心が推し進めてきたヘッドウェイの進化の過程やものづくりの哲学、そして「ヘッドウェイの今」が写し込まれたギターです。
ヘッドウェイを初めて手に取る方、以前ヘッドウェイを試して離れてしまった方に改めてお試し頂きたい自信作です。
Body Top : Sitka Spruce
Body : Indian Rosewood
Neck : African Mahogany 1P
Fingerboard : Richlite
Nut : Bone
Saddle : Bone(Long)
Bridge : Richlite
Machineheads : GOTOH/SE780 06M GG
Scale : 645mm
Width at Nut : 43.0mm
Bracing : '34 Semi-forward-shifted, Scalloped X Bracing
Finish : Thin Urethane
String : Elixir NANOWEB Light(.012-.053)
Accessories : ハードケース、保証書、レンチ