一度目は10月〜1月に、そして二度目は4月に、年に2回花を咲かせる桜の木があります。冬の花は少しづつ咲き始め、散るときは花吹雪のように1度にいることはなく、やはり少しづつしぼんでいくと言います。花の色はやや薄いピンク色。同じ桜と言いながら、一度に咲き、派手に舞い散る春の桜とは少し違う、控えめな印象をあたえるのが「冬桜」です。
桜の木を使用したギターを不定期に制作するヘッドウェイが新たにお届けする「冬桜」をテーマにした新モデル。雪と桜がモチーフの新たなインレイが指板を彩ります。
雪が降り積もり、済んだ空気が心地良い冬の朝のように、爽やかで透き通るようなサウンドをイメージしました。
桜の木は適度な固さを持ち、各弦の分離、音のバランスが良いことを私たちは知っています。この桜の魅力を最大限に引き出すためにシトカスプルースをボディトップに使用し、スキャロップ・フォワードシフトXブレイシングを採用しました。また、雪の結晶と花びらをモチーフとする、ヘッドトップから指板にかけて広がる大胆なインレイワークがこのギターの大きな特徴。日本の四季を感じさせるFuyuzakuraモデルで桜の音をお楽しみください。 |