長野県のDeviser 本社で行われたディーラー向け商談会で発表された特別限定モデル“MJ-EWC/AC-SP18 CW/E”のご紹介です。
・Momose ORIGINALラインナップのMJモデルを基にカスタムが加えられた特別モデル。
・希少材を使用したボディトップ、ボディバックはアッシュ材を1ピースで使用。
・アクティブ仕様、ブリッジパーツの変更等々。
木材だけではなく、限定モデルならではの、レギュラーにはない特別仕様で制作されており、
厳選された材やスペックから考慮しますと、同じ仕様でオーダー制作すると非常に高価になりますが、商談会モデルだから実現できる価格も魅力です。
詳細につきましては、下記をご参照下さいませ!
[ネック]
ボディトップ材と同様、ヘッドトップにもクラロ・ウォルナット材を使用し、統一感のあるルックスに仕上げられています。
ネックに使用されているメイプル材はネックとして適した材を使用し、十分なシーズニングを行ウだけではなく、加工工程に材を寝かせる狂い出しの期間を設ける事で、十分な強度と剛性、安定性を備えています。
また、指板材にはエボニーを使用し、芯のあるどっしりとした太い存在感のあるサウンドにも一役買っています。
ネックグリップは材の状態、形状を確認しながら職人により、1本1本丁寧に手作業で削り出されており、手に馴染むフィット感と高い演奏性を約束します。
サテンフィニッシュで仕上げられたネック裏は、サラサラとした質感で滑りの良いスムーズな演奏を可能にしてくれます。
豊かなサスティンとネック裏に伝わる心地良いバイブレーションがプレイヤーの演奏意欲、インスピレーションを掻き立ててくれます!
[ボディ]
ボディトップに重厚感と独特の杢目がインパクトを与える 希少性の高いクラロ・ウォルナット材を使用。
材本来の色合い、エキゾチックな杢目を十分にお楽しみいただけるよう、ナチュラルマットフィニッシュ(トップラッカー)で仕上げられています。
硬質な材ですが、アッシュ材(1ピース)と組み合わせた、粘りがあり、どっしりとしたサウンドながらもレスポンスにも優れており、それぞれの材の特性を活かした濃密なサウンドをお楽しみいただけます。
レギュラー仕様のMJモデルと同様にジョイントプレートの落とし込み加工、ジョイントヒール部分にはスラントカットが施されており、トラディショナルなジャズベースボディよりもカッタウェイをやや深めにする事で、ハイポジションでの演奏ストレスを軽減し、幅広いプレイスタイルに対応します。
[ピックアップ / プリアンプ / コントロール]
ピックアップにはmomoseオリジナルのVJ-1が搭載されており、ヴィンテージサウンドを基調とした程良いパワー感と低音〜高音域までバランス良く出力する、素直で抜けの良いサウンドが特徴です。
プリアンプには2バンドEQ仕様でコンパクトサイズながらも低ノイズのAguilarのOBP-2TK(18V仕様)を搭載しており、Treble(高音)では6.5KHz帯で±16dBのブースト/カット、Bass(低音)では40Hz帯で±18 dBブースト/カットが可能です。
トレブル、ベースの各可変帯域との差が広く、それぞれのEQの効きがより分かりやすくサウンドに反映され、落ち着いたベースサウンドだけではなく、スラッピーなドンシャリサウンドなど攻撃的なサウンドメイクも可能です。
また、18V仕様にする事で9V仕様と比べ、ヘッドルーム(ピーク値)に更に6dBの余裕があり、ダイナミックレンジの幅が広がる事でより表現力の幅を持たせる他。、アタックの歪みを軽減させ、ノイズレスで安定したサウンドを提供してくれます。
コントロールはマスターボリューム、バランサー、トレブル、ベースのシンプルで扱い易い4ノブ仕様となります。
[ペグ / ブリッジ]
ペグには長きに渡って高い精度と安定性、信頼性の実績を誇るGOTOH社製のGB11W、ブリッジにはブラスサドル仕様のGOTOH 404BOを搭載。
コントロールパネルを含む金属パーツはクラロ・ウィルナットの色調に合わせたブラックカラーに統一されています。
また、ブリッジは通常のジャズベースブリッジと同じトップローダー(表通し)での弦の張り方だけではなく、スルーボディ(裏通し)にも対応。
スルーボディ(裏通し)ではアタック音が強調され、よりボディ材のサウンド特性を強調させた鳴りをお楽しみいただけます。
演奏スタイルに合わせて弦ごとに張り方を変えてみるなど、個性を重視した柔軟なセッティングも可能にしています。 |