WOODLINE DX-4 EWC/KG NA

[ボディ]
ジャズベースのボディシェイプをスリムにさせた少し小ぶりなディンキーシェイプボディにより、共振性の増したメリハリのあるサウンドの他、程よい重量感と取り回しの良さにより演奏性が向上してります。
ボディトップにはバールポプラを使用しており、癖がなくフラットでふくよかなサウンド特性ですが、ボディバックのアッシュ材と組み合わせることで、メリハリとパンチのあるアタックレスポンスを加味したバランスの良いサウンドです。また、バールメイプルの木目を活かした塗装仕上げや、グロスではなくハーフマットフィニッシュにより、より一層高級感を際立たせています。

[ネック]
弦楽器の要ともなるネックはしっかりと管理されシーズニングを行ったメイプル材が使用されており、ネックのグリップ感と演奏性、剛性、安定性をバランス良く備え、ハンドメイド製作により丁寧に仕上げられています。手にフィットしやすいUシェイプネック、ネック裏はサテンフィニッシュで塗装されており、サラサラとした質感でスムーズなフィンガリングを可能にします。指板には粒立ちが良く、程よいレスポンスが得られるようエボニー材を使用しており、埋もれがちな低音サウンドにメリハリを与えます。

[コントロール]
操作性を左右するコントロール部は2Vol,1Toneと なっています。
また、TONEノブを引っ張ることで自然なブースト感を得られる、ターボスイッチも搭載しています。

[パーツ]
ペグには高い精度と安定性で信頼の高いGOTOH社製のGB11Wを使用。ブリッジにも同じGOTOH社製のスチール材のサドルと、ベースプレートに音色に定評のあるハードジンク材を使用したの404SJを搭載。各音域でクリアで響きのある、サスティン豊かなサウンドを作ります。 また、各サドルが弦振動によってぶれないようにベースプレートに溝切りがされており、繊細なダイナミクスコントロールや細かなニュアンスなど、プレイヤーの豊かな表現力をロスする事無くしっかりと伝えます。
また、通常のジャズベースブリッジと同じトップローダー（表通し）での弦の張り方の他、スルーボディ（裏通し）にも対応できるようボディ加工が施されており、アタック音が強調され、よりボディ材の性質を強調させるなど、プレイヤーのスタイルに合わせて柔軟なセッティングを可能にします。他にもCTSポットやスイッチクラフト社製のジャックなど、細部のパーツに至るまで信頼の高い安定したパーツを使用しています。