Deviser・飛鳥工場探索記　vol.2

昨日の新モデルの入荷情報を挟んで、探索記 vol.2です。

今回もフェアモデルとして製作中の機体をご紹介させていただきます！！続きましては下記のMOMOSEの3モデルです！！

ドドドーン！！

このオシャレなルックスは塗装ではありません！！

アッシュ、サーモアッシュ、マホガニーなどのソリッド材を組合わせ、材本来の色合いを活かしたナチュラルのマットフィニッシュに仕上げられています！

職人さんのお話では、ギター/ベースの大部分を占める材（木材）の確保が年々難しくなっており、遠い将来では1ピースで使用できる材だけではなく、2ピースボディや3ピースボディなども希少になってくる可能性があります。

こちらのコンセプトモデルでは、そういった状況を憂慮し、十分な大きさを持たない材を組合わせて製作されており、今後の楽器製作の在り方だけではなく、サウンドの幅を押し広げる可能性を秘めています！！

例えば、ピックアップの位置に合わせて別の材を使用し、各ポジションのサウンド特性に応じた木材のマッチングや、ボディの低音域側や高音域側の鳴り方に合わせて硬い材や柔らかい材を配するなど、更なる実験は必要かと思いますが、個人的に十分なポテンシャルを感じます！

それに何よりもオシャレ！！

サウンドだけではなく、オリジナリティを追求するプレイヤーの方にも興味を持っていただけるのではないかと思います。

種類の異なる様々な材を使用するだけではなく、豊富な経験と高い技術力による緻密な作業により実現できるコンセプトモデルとなり、また、そのチャレンジ精神に脱帽、敬礼です！！

お伺いした時点ではまだ組み込み前の段階でしたが、完成した機体がどんな音を奏でるか非常に楽しみです！！

vol.2.5か3に続く・・・・