百瀬恭夫が「信州の名工」に選出されました。(プレスリリース)

ディバイザー情報

この度、有限会社飛鳥技術顧問・百瀬恭夫(ももせやすお)が平成27年度卓越技能者知事表彰(いわゆる「信州の名工」)の被表彰者として選出されましたことをご報告いたします。

百瀬は20歳よりギター制作の道に入り、今年で52年目を迎えます。
1977年、ヘッドウェイ株式会社の創立以来はアコースティックギター、エレキギター・ベース制作に携わり、これまで数千本のギターを手がけてまいりました。

また後進の育成、工場全体の生産効率の向上にも尽力し、百瀬の制作した治工具(ギター制作に際し使用する道具全般)は現在も弊社工場内の様々な場所で使用されています。
今回の受賞をより一層の技術向上のモチベーションとして、より良いギター作りに励んでまいります。

 

百瀬恭夫について

職種:弦楽器製造工
生年月日:昭和19年1月5日(71歳)
所属:有限会社 飛鳥 技術顧問
主な職歴
昭和37年:有限会社井田家具
昭和39年:富士弦楽器製造株式会社
昭和44年:有限会社 林ギター 技術課
昭和52年:ヘッドウェイ株式会社 技術部長
平成16年:有限会社 飛鳥 専務
平成27年:現職

 

ヘッドウェイについて

百瀬がブランド立ち上げ時より制作に携わる、弊社アコースティックギターのブランド名です。

昭和52年当時は「ヘッドウェイ株式会社」として社名でもありましたが、こちらは販売元としての「株式会社ディバイザー」製造元としての「有限会社飛鳥」に発展・分化されました。百瀬は現在製造元「有限会社飛鳥」の所属となります。

ヘッドウェイのアコースティックギターは海外製の廉価モデルから有限会社飛鳥製の高級機種まで広い価格帯をラインナップしており、百瀬制作のギターはブランドの中でも最も高級なものです。また現在は注文を受けてから制作する受注生産品がその仕事のほとんどを占めています。

 

長野県のギター制作

長野県工業統計平成25年度確報によれば、平成24年度長野県はギター産業において製造品出荷額全国一位を記録しております。気候的に木工に適した環境であり古くから木工業が盛んな土地柄から、ギター文化が日本に流入した際にギター産業が一気に広まりました。

今も多くの有名国産ギターメーカーがあり、産業としては確実に根付いている状況です。一方で、広く一般の方向けの認知としての「ギター産業全国1位」はまだ知られておらず、認知が広がる可能性を残しているものと思います。

 

信州の名工について

卓越した技能を持ち、その分野で県下第一人者と目されている方を「信州の名工」(卓越技能者知事表彰)として知事が表彰するものです。技能者の技能向上意欲の増進、技能水準の向上及び技能者の社会的評価の高揚を図ることを目的として昭和45年から実施しており、平成26年度までに921名の技能者が表彰されています。

長野県ウェブサイト・信州の名工
http://www.pref.nagano.lg.jp/jinzai/happyou/151029shinshuumeikou.html


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ディバイザー製品専門店 SOAR MUSIC

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