0時間目は音楽~合奏のすすめ~
こんにちは。
今回のテーマは「合奏」。
つまり、誰かと一緒に演奏するという効能についてです。
かつてはエレキギター=バンドやろうぜ!のイメージが強かったですが、最近はエレキギタリストもDTMでワンオペ音楽をやったり、アコギにおける弾き語りも、ストリートではなくSNSへアップしておしまい。
そんな草食ミュージシャン時代となりました。
逆にそういう意味では音楽は昔に比べて、だれでも気軽に楽しめるようになったのですが、ここではあえて、バンドやアンサンブルでまったく演奏しなくなるのは良くない!という立場を取りましょう。
DTMに代表される宅録音楽では、クリック(メトロノーム)を使ったとしても撮り直しは何回でも(オーバーダビング)出来て、本当はそこまで弾きこなせていないフレーズもナイスワンを制作できます。
音楽を画一的な芸術としてみた場合、ズレの無い音の連鎖や、ピッチのずれていない音階、音量のバラつきのないベースラインは非常に聞こえがよく、絶対的な均整があります。
きわゆる機械的な、完璧に近い、というやつです。
でも実際に名盤とされているレコードや、伝説的ステージ音源は、ほとんど全てが「生」です。
せーの!で演奏した音楽は、演奏者の息づかいやノリがあり、たとえ多少のヨレがあってもそれこそが音楽の妙、聞く側を感動させる感情と言えます。
そういった違いは、演奏者のタメやノリといった「音の解釈」の違いによって生まれます。
もちろんあまりにヨレヨレの音源は聞くに堪えませんが、人間の感覚はそもそも「少しずつズレている方が自然である」と考えるようにできています。
数年ぶりに会う人の髪形やメイクが変わっても、同一人物であると判断できるのは、この「ズレ」を自然状態と考えるからです。
話がそれるようですが、機械やAIはズレを「エラー」と考えるようにできています。
※最近のAIはもはや人知に近づいているようですが
そこで
エラーを体感せよ!
というのが今回のテーマでした。
文化祭、ストリート、ライブハウス。
チャンスはいくらでもありますので、チャレンジしてみましょう。
トライ&エラーです!
ご注文・お問い合わせは当店にて承っております。
お電話もしくは、こちらの専用フォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
Tel 078-222-7721 (受付時間 11:00-19:00 ※日曜定休)
取扱ブランド Bacchus / Momose / STR / Headway / Seventy Seven 他