カスタムオーダーフェア Bacchus / Momose / STR

Bacchus / Momose / STR オーダーフェア

2016年 8月27日（土）、8月28日（日）の2日間、当店にてSTR、momose、Bacchus（HANDMADE Series）のカスタムオーダーフェア、Deviser 製品の試奏会を開催させていただきます！ 当日は工房にて厳選したトップ材をご用意。実際にその目でご覧頂き、ご希望のお客様には各モデルの仕様に合わせたお見積り、 オーダーを承らせて頂きます。

また、長野県の飛鳥ファクトリーで製作されるSTR、Headway、momose、Bacchus（HANDMADE Series）の一部のモデルをお気軽にご試奏いただけるよう店頭にてご用意させていただきます。各モデルの弾き比べや、飛鳥ファクトリーの品質の高さ、洗練されたサウンドをお確かめ下さい。

当日、当店へご来店いただきましたお客様には、ささやかではございますが、お土産（先着20名様）をご用意させていただきます。エキゾチックウッド材を実際に見てみたい！一度、Deviser製品を弾いてみたい！暇なので冷やかしに行きたい！勿論、大歓迎です！どうぞお気軽にお越し下さいませ。

当日はネット・お電話からも承ります。
遠方やご都合でどうしてもお越しいただけない方も、メールやお電話で木材のご指定とカスタムオーダーのご相談を承ります。 メール・お電話でのお申し込みにつきましては注意事項がございますので必ず事前にご確認下さい。

また、用意して欲しい材や当日のご要望などがございましたら、可能な限りご対応させていただきます。
Eメールまたはお電話（ 078-222-7721 ）にてお気軽にご相談下さいませ。

当日ご用意している木材の一例

ご用意させていただく材はまだ増えます！随時ご紹介して参りますのでご期待ください。

吉野杉

ゆっくりと育った吉野杉の芯材に表れる独特の杢は、重厚感があり、立体的で深みのある味わい深い木目が特徴です。 一般的な杉材よりも硬めの材となり、 やや高音域寄りの、ふくよかで豊かな中音域に程よいアタックレスポンスを加味したサウンドが期待できます。 材の特性上、オイルフィニッシュでの仕上げとなります。

レッドウッド

日本では「セコイア」という名前で知られており、赤みの強い色合いが特徴です。 今回ご用意させていただいた材は更にフレイムの杢が入った更に希少な材となります。 適度な強度と柔軟性を備えており、高音域の特性に優れたしっかりとした芯のあるサウンド、また、レスポンスの良さも期待できます。 材本来の色合いを活かしたフィニッシュがおすすめです。

スポルテッドトチ

複雑な木目が目を引くトチノキですが、黒い筋が入り組んだスポルテッドの杢の入った美しい材をご用意！ 木材としての特徴は適度に硬質で、抜けが良く膨らみを持たせた中音域とマイルドな高音域が期待できます。 アルダーバックボディとの組み合わせでは中低音域の特徴はそのままに高音域の抜けを加え、アッシュバックでは、クリアでタイトなボトムエンドにメロウなハイミッドが期待できます。

スポルテッドメイプルバール

今年の特別限定モデルにも使用されたスポルテッドとバールの両方の杢がぎっしりと一枚に出た、力強く神秘的なレア材です。 杢目を前面に活かしたナチュラルフィニッシュやバースト調のカラーリングのいずれでも、存在感のあるルックスが期待できます。

タモ

美しい縮杢（ちぢみもく）が出たタモ材です。 北米産のアッシュと性質が似ており、ワイドなトーンレンジながらも、サウンドの重心がややミッド寄りとなります。 クリアでアタック感もしっかりとした抜けの良いサウンドを加味します。 アッシュ材をバックに配した場合、やや落ち着きを加えたハイブリッドサウンド、アルダーバックの場合は高音域のアタックと抜けが期待できます。 また、複雑な杢目で唯一無二の存在感も魅力になります。

マグノリア（朴の木）

過去にはmomose、Bacchusの限定機種にも使用された材です。 アッシュ材との組み合わせで、ハイミッド辺りがふくよかでマイルドなサウンドながらも、分離感のあるクリアなサウンドが期待できます。 和材ということもあり、緑灰色と灰白色が入り混じった独特の色合いで、どことなく侘び寂びを感じさせる落ち着いた雰囲気と個性を備えた材です。

エルムバール

和名では「楡（ニレ）」と呼ばれています。 ギター/ベース材としては珍しい材となりますが、割れにくい特徴から、和太鼓の胴部分に使用されることがあります。 今回ご用意させていただく材は木の瘤（こぶ）部分に出る美しいバールの杢が入ったレア材です。 美しい杢の入ったエルムバールは装飾品や工芸品にも使用され、個性ある魅力的なルックスを与えてくれます。 ボディバックに相性の良いアッシュを配して組合わせる事で、ふくよかで落ち着いたサウンドバランスが期待できます。

カンファー/楠

柔軟さと加工のしやすさから古くから寺社の建築材や内装材として、 古代では船材として用いられていた丈夫な材です。 また、木魚（もくぎょ）ではマイルドで暖かみのある音から、 楠製は最上とされているそうです。 ギター/ベースではまだまだレアな材となりますが、 少しずつ注目されている材でもあります。

黒柿

力強い杢目と硬く狂いの少ない安定した材で、古くから高級材として、 家具や工芸品等に用いられています。 ギター/ベース材としても少しづつ浸透してきており、 材の特徴からクリアでレスポンスの良いサウンドが期待できます。

桜

日本古来より日本人の心の拠り所として馴染み深い桜材です。 ギター/ベース材として馴染みが薄いかと思いますが、歌舞伎に使用される小鼓や琵琶の胴など、 古くから楽器に使用されてきました。 飛鳥ファクトリーで使用される材の中でも人気の高い材となり、 材質は粘りがあり、適度に硬質で、明るく粒の揃ったサウンドエッセンスを加えます。

開催日時・場所

開催日時
2016年8月27日（土）13：00-20：00
2016年8月28日（日）11：00-17：00
開催場所　SOAR MUSIC 店舗内（〒651-0091　兵庫県神戸市中央区若菜通5-2-9 1F）
お問い合わせ先　(TEL)078-222-7721
※ご予約不要

飛鳥ファクトリーについて

オーダーをいただきましたギター/ベースは長野県にある飛鳥ファクトリーのカスタム製作ラインで伝統的な工法を守りつつも、経験から得た新たな技法を取り入れ、1本1本ハンドメイドで製作されます。

最近では多くのメーカーがNCルーターを導入し、これを主軸としたギター/ベース製作が行われています。 NCルーターでの製作のメリットとして、プログラム通りの寸法でネックやボディが形成され、オートメーションにより生産効率も向上しますが、ギター/ベースの大半を締め、楽器の「鳴り」に大きな影響を及ぼす木材には、重量や強度など、同じ産地の同種の材でも個々で個体差があります。また、加工後も木材の膨張・収縮などによりサイズが変化する場合があります。材の見極めや特性に応じた加工は同じ動作を繰り返す機械では判断できず、状況に応じた適正な加工を行う事ができません。

飛鳥ファクトリーでは製作前の材の選定・見極め、その材の特性に合わせた加工、必要最低限の塗装、緻密な組み込みなど、完成までの全ての工程を職人達が手作業で行っており、材の加工後も一定期間寝かす「狂い出し」の工程や塗装前の研磨具合の確認など、各工程でしっかりとチェックを行った上で、次の作業へと移ります。鳴りに大きな影響を与えるネックポケット部は、程良いフィット感で各部の鳴りをしっかりと伝達できるよう0.1mm単位で修正を行っています。人の目で判断し、人の手で加工を行う中で蓄積された知識、経験、感覚を高い技術を持った職人達によって最大限に活かされています。

飛鳥ファクトリーでの製作本数は決して多く有りません。作業効率を優先するのではなく、サウンドに直結する楽器としてのクオリティを優先し、また、長く演奏でき、メンテナンス性にも優れた楽器を製作する。
それが飛鳥ファクトリーの高い品質に繋がっています。

メール・お電話での木材のご指定につきまして

カスタムオーダーフェアではご来店いただけるお客様はもちろん、どうしてもお越しいただけないお客様にもご活用いただけるようメール・お電話でも木材のご指定やカスタムオーダーのご相談を承ります。 ただし、運営上下記のルールを設定させていただきますので、予めご了承の程いただきますようお願い申し上げます。

誠に申し訳ございませんが、運営の都合上、店頭でのお申し込みを優先させていただきます。
フェア開催期間中、店頭でお申し込みがあった木材につきましてはお申し込みいただいた日時の後先を問わず、まずは店頭でお申し込みいただいた方にお見積もりをさせていただきます。

1枚の木材につき複数のお客様からご商談を承ります。
例えば最初にお申し込みされた方が成約しなかった場合に、次に優先権のある方にその木材の使用権が移ります。

※どうしてもメールやお電話のほうが申込自体は素早く行えますので、公平性を期するために上記のルールを設定させていただいております。何卒ご理解の程賜りますようお願い申し上げます。