
0時間目は音楽~即興演奏のすゝめ-コードトーン-~
こんにちは、今回もテーマは即興演奏について。
前回でスケールの超基本をやりました。
見ていない方はこちらから。
さて今回は、スケールのさらに細かい話として、コードトーンについて書きます。
【もくじ】
1、捉え方
2、使い方
■コードトーンの捉え方
コードというのは、根音(ルート)から数えた3番目の音、5番目の音を基本の3和音に、7番目の音までを考えて構成される和音のことです。
まあ分かりにくいことはさておき、こういうコードご存じでしょう。
C(ド・ミ・ソ)というコードのポジション、3ヶ所でまとめて書いています。
赤色はルートの「下のド」ですが、オクターブが分かる人は「あぁ、あれもこれもドやな」とご解釈ください。
結論からいうと、このドットポジションはすべてコードトーン。
そして、オクターブ上もすべてコードトーンです。
さらに7度の音(シ)を足すと。もはや指板上がコードトーンで満たされ始めます。
コードトーン=コードの直接的な構成音、と思って大丈夫ですが、コード自体が音像がどっしりしていない4和音、C#m7-5やEm6等の場合、さらにテンションノートを含むF#7♭13等の場合はコードトーンを追うのがやや難しくなっていきます。
そこで、コードトーンの使い方を考えて行く必要があります。
■コードトーンの使い方
単純にコードトーンを使っていくと、2、4、6度は捨象することになり、同時に9th、11th、13th系も基本はスルー。
これでは少しつまらないです。
コードの構成音を弾けば間違いなくしっくりくる。というだけなので、基本的にはペンタ+メジャー/マイナースケールを弾きつつ、ソロの終始分はコードトーンで必ず終わるなど工夫して使っていきます。
※逆にコードトーンばかり弾いていると、ウロウロしてまとまりのないフレーズになりがちなので注意
ペンタやメジャー/マイナースケールだけでは対応しにくいジャズやケルト音楽をやるときは別ですが、上のようにエクササイズしていけば、テンションコードなどの難しい展開が出てきても「いつ」11度や13度を弾くか、困惑せずに考えられるようになっていきます。
次回は実際に、テンションノートの展開なども書いていきましょう。
需要あるのかなこれ、、。
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