
リペア・改造日記~フレット擦り合わせ~
毎度ご愛読ありがとうございます。
リペアスタッフの平です。
本日のリペアはフレットの擦り合わせです。
フレットは長く弾くにつれて弦との摩擦で削れていくので、
よく使うフレットだけ凹んでいたりします。
そうなると、ビビりがでたり、ピッチがずれたり、
弦の鳴りを損ねたりしてしまいます。
そんなフレットを綺麗に整えてあげるのが
今回の擦り合わせとなります。
まず最初、フレットを削る前にネックを調整します。
ネックが真っ直ぐになっていないとむらが出来てしまいますからね。
マスキングテープで指板を保護したところで、
さっそくサンドペーパーを使いフレットを削っていきます!
油性ペンで削れ具合を確認しつつ、全体をまんべんなく削っていきます。
フレットの凹凸が無くなったところで、次は削って出来た角を削り丸くします。
フレットの頂点は弦と触れる部分なので、ピッチや鳴りに繋がります。
フレットの原型を整えたところで、最後にフレットを磨いていきます。
これで、ビビりや音詰まりの多かったギターも、
一気に弾き心地が増しました!
あなたの使い込んだギターも、日々の感謝と労いの気持ちを込めて
綺麗にしてあげましょう。
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