オクターブチューニングとは、12フレットを押さえて行うチューニングです。
12フレットは開放（0フレット）の丁度１オクターブ上の音になります。
普段行う開放でのチューニングのみでは、ハイポジションにいくにつれてピッチがずれてきます。
それを12フレットでもチューニングすることで、全体のピッチをあわせます。
オクターブチューニングの方法は、ブリッジのサドル部分（弦の乗っている金属パーツ）
にあるネジで各サドルの位置を調節します。
12フレットはナット（0フレット）とサドルの弦長の中心の位置にあります。
サドルがネック側に寄っていると、12フレットが中心よりもブリッジ側になり
12フレットでのピッチが高くなります。
逆にサドルがブリッジ側に寄っていると12フレットでのピッチが低くなります。
開放でチューニングした後に12フレットでの音を確認し、高ければサドルをブリッジ側に、
低ければネック側に動かしましょう。
もう一度開放でのチューニングと12フレットでの音を確認し、両方が合うまで繰り返します。
しかし、ネックの反りや弦高の調整を行うとオクターブピッチがずれてしまうので、
オクターブチューニングはその他調整の一番最後に行いましょう。
当店では、オクターブチューニングとそれに付随して必要となるネックの反り、弦高の調整も行っております。
プレイスタイルや好みに合わせてセットアップし、プレイヤー様ごとに最も快適な状態を実現します。
当店ぺージURL↓↓
http://soarmusic.com/repair.htm
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