ギター・ベースを始めたいけど何が必要?

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楽器を始めたいけど何が必要か分からない。
そんな疑問を解消し、素敵なミュージックライフを手に入れましょう。

 

1、楽器

まずは何といっても演奏したい楽器です。

大きく分けて、「アコースティックギター」「エレキギター」「エレキベース」とあります。
自分が演奏したい楽器を選びましょう。

●アコースティックギター
大きなボディで中はホロー(空洞)になっており、その空洞で反響・振動させることにより大きな音を出します。
楽器一つで音を鳴らすので、その素材や形状の影響を大きく受け、サウンドの特徴も様々です。

歌いながら弾く「弾き語り」などでもよく使われます。音量調節ができないので、バンドなどには向きません。
しかし、ピックアップを内蔵しアンプでも音を出せるものもあり、これはバンドでも使用されます。

●エレキギター
アコースティックに比べ小ぶりなものが多く、ボディはソリッド(空洞でない)になっています。
ピックアップを内蔵し、アンプを使い大きな音を出します。
逆にアンプを使わないとほとんど音が鳴りませんが、小さな音で練習することができます。
ホローやセミホロー(一部空洞)のものもあります。

アコースティックに比べ弦が柔らかく押さえやすいため、これから始める方や、女性や子供にもお勧めです。

音色は、ピックアップやアンプなどの電子機器によるところが大きく、
エフェクターと呼ばれる音色を変化させる機器を使う事もあります。

オールジャンルで使用されています。

●エレキベース
大きなボディに太い弦が4本張られており、バンドアンサンブルの低音域とリズムを担当する楽器です。
ギターに比べネックが太く、手の小さい方は苦労するかもしれません。

演奏は指で弾くのが一般的ですが、ピックも使用されます。

ギターに比べバンドの中では目立ちにくい楽器ではありますが、スラップやスリーフィンガーなど
多彩で派手な演奏方法もあり、ギターより目立つアーティストも数多くいます。

 

2、アンプ

エレキギター/ベースを鳴らすのに必要なのがアンプです。
厳密には、アンプ(増幅器)とスピーカー(拡声器)が一緒になった「コンボアンプ」というもので、
ステージでは、ヘッド(アンプ)とキャビネット(スピーカー)に分かれた「スタックアンプ」も使用されます。
家庭用ならコンボアンプで十分です。

音量調節や、トレブルやベースなどのツマミで音色のコントロールができます。
音色はメーカーにより様々で、ゲイン(歪み)やリバーブ(残響音)のコントロールの付いたものもあります。

ワット数の大きいアンプほど出力音量も大きいです。アンプは音量を上げると音が歪んで(粗い音になって)
いきますが、ワット数の低いアンプほど歪みやすいです。

家での練習で使う程度なら小さいものでも充分です。

 

3、ケーブル(フォーンプラグ)

エレキギター/ベースをアンプなどと繋ぐのに必要です。

シールドと呼ばれることが多いですが、これはシールド加工と呼ばれるノイズ除去を施されているものを指し、
ギターで使われる以外のケーブルもほとんどの物がシールド加工が施されているため、この呼び方は
あまり正しくはありませんが、世間的にはギターで使われるケーブルをシールドと呼びます。

端子のサイズは6.3mmの標準プラグのものを使用します。
練習で使うなら3-5mの長さがあれば充分です。

中の導線の素材や太さ、量などにより音質が異なり、太い線なら低音域が強く太い音、
細い線なら高音域が綺麗なキラキラした音になる傾向があります。
高音域の周波数の電流は導線の表面を通る傾向があるので、細い線が多く入っている方が
全体的な表面積が大きくなるため、高音域が強くでます。

扱い方によっては断線してしまう場合があるので、使用・保管環境には気をつけましょう。

 

4、チューナー

ギターには決められた音程があり、開放(0フレット)が6弦から順番にE(ミ) A(ラ) D(レ) G(ソ) B(シ) E(ド)
の音に合わせた、一般的に使用されるレギュラーチューニングというものなどがあります。
ベースは4弦から順番にE(ミ) A(ラ) D(レ) G(ソ) です。

この決められた音に合わせることをチューニングといい、チューニングに使う機器をチューナーといいます。

チューナー内蔵のマイクや、ケーブルで繋いで音をひろい、鳴らした弦の音程を表示します。
クリップ式になっておりヘッドに着け振動で音をひろうものや、エフェクタータイプのものもあります。

製品によりチューニングの精度は異なり、高価なものほど精密なチューニングが可能です。

メトロノーム内蔵のものもあり種類は様々です。

 

5、ピック

演奏時に弦をはじく道具です。ギターはもちろんベースでも使用することがあります。

様々な形状の物があり、ティアドロップやトライアングル(おにぎり型)などが一般的で、
形状や素材、厚みにより弾き心地や音色も変化します。

サムピックという親指に装着しフィンガリングとピッキングを併用できるものもあります。

デザインも様々で滑り止めの付いたものなどもあるので、好みの物を選びましょう。

 

6、ストラップ

楽器を肩にかけ立って演奏するのに必要なものです。

滑りにくいものや派手なデザインのものなど素材や形も様々なので、好みの物を選びましょう。

 

7、弦

購入時にあらかじめ張られていますが、使用していると錆びたり切れたりするので、
替えの弦は常に持っておきましょう。

弦の種類も様々で、音色・弾き心地に大きく関わります。詳しくはこちらの記事で説明しています。
http://bacchusdo.com/faq/?p=126

 

8、クロス

楽器の表面や弦を拭く際に使用します。

汚れたままだと見栄えが悪くなるだけでなく、新たな傷の原因にもなります。
弦は使用後に汚れや脂をふき取っておかないと錆びてしまいますので、
日頃のメンテナンスはしっかり行いましょう。

 

9、スタンド

楽器を立てかける際に使用します。

壁に立てかけたり床に置いたりすると破損の原因となり大変危険です。
楽器は安全な場所に保管しましょう。

 

10、ケース

楽器を持ち運ぶ際に使用します。
外で練習やライブを行う際だけでなく、万が一の故障で修理に出す際にも必要です。

薄い素材のソフトケースから、クッションの入った物や、頑丈な仕切りの入ったセミハードケース、
木などの頑丈な素材でできたハードケースなどありますが、頑丈なものほど大きく重く高価になります。

 

その他にも様々なメンテナンス道具なども必要になりますが、それは楽器店に任せてしまってもいいので、
これだけ揃えていれば楽器を始めるには充分です。

当店ではいくつかをセットにした商品も販売しております。

必要なものを一気に揃えて、素晴らしい音楽ライフを始めましょう!

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