ギターケーブルを差し込むジャックが本体内部に落ちてしまった!

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ジャックを固定しているナットが緩んで外れてしまい、ジャックが中に落ち込んでしまう・・
ジャックの抜き差しや振動で緩んでしまう場合や、ピックガードの保護フィルムを剥がした際にどうしても緩みやすくなってしまいます。

落ちてしまわなくても、定期的なメンテナンスとしてナットの緩みを締めなおす必要があります。

今回は、内部に落ちてしまった場合の対処方法をご紹介します。
もし難しいと感じられた場合は、無理をせずに詳しい方や楽器店にお問い合わせください。

ピックガードを浮かす必要があるため、コントロール部、ジャック周辺のネジをドライバーで取り外します。ネジ穴を潰さないよう、サイズのあったドライバーを使用してください。

 

写真のようにTONEポットを軽く引っ張り、ピックガードを浮かせます。

この時力を入れすぎてしまった場合や、ネジの取り外しの数が足りていない場合ですと他のネジ山が痛んでしまったり、ピックガードが割れてしまう場合がございます。力を入れすぎず加減しながらでお願いいたします。ピックガードがあまり持ち上がらない場合は、無理をせず、さらに他の周辺のネジも外すなどして楽に持ち上げられるようにしてください。

 

中に落ちたジャックを拾いあげます。

 

必ず中のジャックが回ってしまわないよう、内側(内部側)を指で挟みこんで固定し、上のナットをボックスレンチか布などを挟んだペンチでつかんで締めこみます。

ネジを締めなおして完了です。