それはネックが反っている可能性があります。
ネックが弦の張っている側に反ると(純反り)フレットと弦の隙間(弦高)が高くなり、
弦を押さえる力が余計に必要になります。
逆に弦の張っている側と反対に反ると(逆反り)弦高が下がり弦の振動が他のフレットにあたり
遮られ、音が詰まったりビビったりしてしまいます。
ギター・ベースは木製ですので、気候や使用状況により木が反りやねじれを起こしてきます。
ましてや、ネックには常に弦の張力により60kg近い力がかかっていますので、
長い間放置したり、湿度の高い場所へ置いておくとネックが反ってしまいます。
その反りの防止と修正の為に、ネックには「トラスロッド」と呼ばれる鉄の棒が、
たわんだ状態で入っており、楽器購入時に付属していた六角レンチなどで、
このトラスロッドのたわみを調節し、ネックの反りを修正することができます。
順反りの場合は、トラスロッドのナット(ヘッド側かネックのジョイント部分にあります)を
サイズの合った六角レンチ、またはドライバー(機体により異なります)で時計回りに回すことで、
ネックを真っ直ぐにすることができます。逆反りの場合は、反時計回りに回します。
しかし、初心者が下手にに回すと、余計に弾きにくくなったり、トラスロッドが折れ修理不能になる
場合があるので、楽器店などに依頼することをお勧めします。
当店では、ネック調整と、それに付随し調整が必要となる弦高・オクターブピッチの調整を行っております。
プレイスタイルや好みに合わせてセットアップし、プレイヤー様ごとに最も快適な状態を実現します。
当店ぺージURL↓↓
http://soarmusic.com/repair.htm
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